株式会社VisionaryX 代表の畠山駿一です。私たちは、会社のミッションを「先人に誇れる日本にする」に改めました。あわせて、ビジョンを「すべての人が自分らしく、今よりも豊かで平和で幸福度が高い日本を未来へつなぐ」としました。なぜこの言葉を選んだのか。今回はその理由を書きます。
同じ年頃で、命を燃やした若者たち
私はいま25歳です。大東亜戦争の時代、私と同じような年齢で、「我が国のため」「この国の未来のため」と言って命を燃やした若者たちがいました。
彼らが守ろうとした未来の先に、いまの私たちの暮らしがあります。そう考えると、その命や想いを、無にしたくない。ちゃんと受け取って、ちゃんと未来へつないでいきたい。これが、「先人に誇れる日本」という言葉のいちばん根っこにある想いです。
先祖が何のために命を燃やして、今日まで日本という国を守ってきたのか。その想いに応えたい。
つないでいきたい、4つのもの
では、何をつないでいくのか。私たちは、次の4つだと考えています。
- 精神性:感謝を忘れず、相手を思いやり、自然に手を合わせる心
- 文化:食や祭り、暮らしの中で受け継がれてきた営み
- いのち:先祖から受け取り、次の世代へ手渡していくDNA
- 言葉:日本語という、ものの見方そのものを形づくってきた言語
どれも、一度途切れてしまうと、取り戻すのがとても難しいものです。だからこそ、いまを生きる私たちの世代が、意識してつないでいく必要があると思っています。
縄文と江戸に学ぶ
「先人に誇れる日本」を考えるとき、私が手本にしている時代が二つあります。
縄文時代の暮らしと考え方
縄文の人々は、1万年以上にわたって、自然の恵みをいただきながら暮らしを営んできたとされています。自然を支配するのではなく、自然の一部として生きる。その暮らしや文化、考え方が、私はとても好きです。
江戸時代のエコシステム
江戸の暮らしは、ものを繕い、使い切り、灰や糞尿までも肥料として田畑に返す、巡りの仕組みに支えられていました。町と農村、人と自然が支え合うこの仕組みは、いまの言葉で言えば、よくできたエコシステムです。
どちらの時代にも共通しているのは、自然と人の暮らしが切り離されていなかったことだと思います。その真ん中にあったのが、農でした。
だから、農業と若者
精神性も、文化も、いのちも、言葉も、頭で理解するだけでは受け継がれません。暮らしの中で、人から人へ手渡されていくものです。
その場の一つが、農業です。田んぼに入り、季節の巡りを体で感じ、収穫を分かち合う。農は、日本人の暮らしと文化の土台であり、人と人、人と地域をつなぐものでした。経営者向けの妙高リトリートや、生産者とサポーターをつなぐ未来五穀テーブル、自然農法で育てたお米の販売は、そのために取り組んでいます。農業への想いは、なぜ農業に注力するのかにも書きました。
もう一つが、若者を支える仕組みです。この国の未来を担うのは、いつの時代も若者です。U30の若者の共同体Club Visionaryは、挑戦する若者と、経験・知恵・ご縁を持つ先輩方をつなぎ、命のバトンを手渡していく場です。
先人に、胸を張れるように
いつか先人たちに、「あなたたちが守ろうとした未来は、こんな日本になりました」と胸を張って言えるように。すべての人が自分らしく、今よりも豊かで平和で、幸福度が高い日本を、次の世代へつないでいきたいと考えています。
この想いに共感していただける方と、一緒に歩んでいけたらうれしいです。お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。