「農業に関わってみたい。でも、東京に住んでいて、どこから始めればいいか分からない」。そんな声を、若い世代からも、経営者の方からも聞きます。
東京で暮らしていると、食べものがどこで、誰の手で育てられたのかを知らないまま毎日を過ごせてしまいます。私たち株式会社VisionaryXは、その距離を縮めたいと考え、東京を拠点に、農業にふれる入口をいくつもつくっています。この記事では、その4つをご紹介します。
なぜ、いま東京で農業なのか
日本の食料自給率は、カロリーベースで38%です(農林水産省、令和6年度)。命の元をつくる農業は、もっとも大切な産業の一つなのに、都市の暮らしからはもっとも遠いところにあります。
かつての日本では、農は暮らしそのものでした。田植えや稲刈りを通じて、人と人、人と地域がつながっていました。農は、食べものをつくるだけでなく、人と地域をつなぐ文化でもあったのです。人とのつながりが薄れがちな東京だからこそ、農にふれる意味は大きいと私たちは考えています。詳しくはなぜ農業に注力するのかに書きました。
入口1 都内の食事会で、生産者と出会う
いちばん気軽な入口は、農家さんのこだわりの食材を囲む食事会です。2026年10月、私たちは東京・赤坂の東京農村クラブで、300年と400年の農家がつなぐ一夜限りの晩餐会「農家の食卓」を共催しました。農家さんのこだわりの食材を使った料理を、生産者と経営者が同じ食卓で囲む会です。
次回は2027年1月6日(水)、健康経営と食をテーマにした経営者食事会を予定しています。そのほかの会はイベントページでご案内しています。
入口2 農家さんのお米を買う
毎日の食卓から農に近づく方法もあります。私たちは、静岡県焼津市で30年以上、農薬も化学肥料も、外部からの有機肥料も使わずにお米を育ててきた農家さん「めだかの散歩」と提携し、そのお米を販売しています。
どこの田んぼで、誰が、どんな想いで育てたお米なのか。それを知って食べるだけで、食卓の見え方は変わります。販売のご案内はお知らせでお伝えします。
入口3 体験を通じて、農家とつながる
「未来五穀テーブル」は、生産者とサポーターを「体験」によってつなぐ取り組みです。こだわりを持って農に向き合う農家さんと、農業を応援したい経営者・飲食店・個人の方が、農業体験やイベントを通じて出会い、関係を育てていきます。
一度でも田んぼに入り、農家さんの話を聞き、自分が関わったお米を食べる。その体験が、農業との距離をぐっと縮めてくれます。
入口4 東京から約2時間の里山で過ごす
もっと深く農にふれたい経営者の方には、新潟県妙高市での一泊二日の妙高リトリートがあります。東京駅から北陸新幹線で約2時間。大きな機械が入れない田んぼでの手仕事や、地域で守られてきた水と暮らしの営みにふれながら、自分と会社の存在意義を見つめ直す時間です。参加は完全招待制です。
若者こそ、農業にふれてほしい
私たちは、U30の若者の共同体「Club Visionary」も運営しています。これからの日本を担う若い世代にこそ、農業にふれてほしいと考えています。農は、日本人の精神性や文化が受け継がれてきた場所でもあるからです。
農業を、もっと身近に、気軽に、楽しく。東京にいながら農と関わる一歩を、一緒に踏み出しませんか。ご関心のある方は、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
出典:農林水産省「令和6年度 食料自給率・食料自給力指標について」(カロリーベース食料自給率)/所要時間は上越市の案内(東京駅から上越妙高駅まで約1時間50分)による